キミの夢を見ていた
※はじめに※
ここにある気持ちは全て私のものであって、誰かを否定したいだとかそういう思いは一切ありません。
私の気持ちの吐き出しとして、踏ん切りとして、どうしても書いておきたかっただけです。
ただ、マイナスの感情が目立ってしまっているので、読んで気持ちの良いにものではないと思います。ご容赦ください。
2018 1.17 「King &Prince」
今春デビューが決まりました。
愕然とした。
頭の中が真っ白になった。
廉くんがMr.KINGとしてデビューできないこと。
Mr.KING 3人だけではデビューできないこと。
もうそれは、永遠に叶わないんだということ。
そして、ずっとずっと廉くんが願ってやまなかった、3人の念願であった「CDデビュー」を聞いて、
一番初めに出た感情が
「おめでとう」
ではなかった自分に死にたくなった。
理想と現実、思いたかった感情との齟齬が許せなくて、涙が止まらなかった。
大好きで仕方ない人たちの門出を、どうしてすぐにおめでとうと言ってあげられなかったのだろう。
私は、皆さんご存知の通り新規なんです。
2016年になって、廉くんを知って、好きになって、Mr.KING担になったド新規。
廉くんのJr.歴の半分にも満たない期間でしか廉くんを応援できていません。
古株の方と比べたら、経験も想いも浅いし、軽いかもしれません。
けれど、この約2年間。
私にとっては、本当に濃密で、幸せで。
廉くんが、Mr.KINGが私の元気の源だったし、Mr.KINGにどこまでだって着いて行きたいって思ってた。
廉くんを好きになった頃、私はKING担とはいえないオタクでした。
「廉くんがデビュー出来ればどこでも良い」
そう思ってた。本気で。
でも廉くんを追っていく中、Mr.KINGと触れる時間が増えてきて、あっという間に好きになってしまった。
なんてあったかくて、優しくて、幸せなグループなんだろうって。
ずっとずっと触れていきたいって。
お互いを尊敬、尊重する心は忘れないで、思いやって。
くだらないことで笑い合う姿が愛おしくて。
だけど絶対相手を貶したりすることはなくて。お互い好き合ってるのが分かってしまう瞬間が心地よくて、大好きだった。
なのに、舞台上では最高にカッコよくて、可愛くてキラキラしてて。歌声の重なり合いも大好きで。
ビジネスパートナーとしても適度な距離感を保ってる。そんな彼らに惹かれていった。
だけど、まだ3人で本格的に活動を始めた頃はグループとしてちぐはぐな感じでまとまり感があったとは言えなかったと思う。
でも2016年の夏、沢山のことがあって3人でひとつひとつ全力でやって、乗り越えていった。色んな景色を見た。
私たちも色んな景色を見せてもらった。
見ているだけだったけど、3人の心に寄り添えた、そんな気さえしたの。
あの夏があったからこそ、Mr.KINGの3人は本当の意味でグループになれたんじゃないかって、思えた。
2017年になってからは更にやらせて頂けることが多くなり、注目されることも増えたと思う。
その上、本人達からなにかと「Mr.KINGで」って話すことが増えきて。
今までグループ名を出しての話ってそこまでなかったのに。
デビューしたい、具体的なことも言ってくれるようになりました。
嬉しかった。嬉しかったよ。
3人も同じ気持ちでいてくれてるんだってことが感じられて、本当に嬉しかった。
大好きな人たちが、大好きなものを、大好きだと、大切に思っていてくれる。
それだけでなんだか強くなれた気がしたし、きっとこの先も3人でいられるって私は思ってた。思いたかった。
けど、そう思っていたのは私だけだった。
Princeと一緒にやらせてもらった公演で、「やっぱり6人だ」と、心を決めて直談判しに行ったと聞いて、オタクの勝手な思い過ごしだっただけなのに、勝手に傷付いているだけなのに、その記事を読んだ時に苦しくて苦しくて息が出来なくなった。
自分は今まで彼らの何を見ていたんだろう?と、体が冷えていくのが分かった。
Mr.KING 3人での公演をやった後は、
そう思うには至らなかったんだね、と。
そう思わせるだけの声が全く伝わらなかったんだと。そう思わざるを得なかった。
誰を責めたいわけでないし、責める理由も資格も私にはないのに、「どうして?」が止まらない。
2017年、サマステ~ 君たちが~KING'S TREASURE 、湾岸での遊び場。
どういう気持ちで3人でセットリストや演出、衣装を考えたの?
どういう気持ちでNEWSの特別な曲、「Share」を歌っていたの?3人でやっていきたいって決意ではなかったの?
今までの言葉は?今までの想いは?3人でデビューしたいんじゃなかったの?
考えれば考えるほど、みっともないドロドロとした感情が溢れて、どうにもできない。
でも、そうじゃないかもしれない。
3人でダメな理由が、どうしても不可能な理由、または6人でやらなきゃダメな理由が、根拠があるのかもしれない。
言葉の正面上だけ読んで、分かった気でいてはいけない。
まだ本人達からゆっくり話も聞けていないこの段階で、とやかく言うことは間違っている。
それに結果的に、もしかしたらこのまま平野くんが決断してくれなかったら、廉くんはデビュー出来なかったかもしれない。
仮に出来たとしても、隣に平野くんとカイちゃんはいなかったかもしれない。
そんなの許されない、許されていいわけがない。だからこそ、その為に平野くんは守ってくれたのかもしれない。
....そんな風に思って、言い聞かせて、自分を納得させられないほどに、私は子供だった。
もういい年なのにね。
頭では分かってる。
誰もが望む夢のデビュー。
誰だって出来るわけじゃない、そんな甘い世界じゃない。デビュー出来ずに去っていった人はたくさんいる。そういった人の想いも全て背負った上でのデビュー。
それを叶えたことは、奇跡といっても過言ではないはず。
そもそもJr.は流動的なもので絶対的なものなんて、何ひとつないんだ。
ただそれでも、どうしたって、
Mr.KINGを好きになり過ぎてしまった、大切にし過ぎてしまった。
3人が大好きで大好きで仕方がなくて、
3人の作る空間が、呼吸が、世界が、堪らなく愛おしくて大切だった。
夢だった。
からっぽになるほどに、好きだった。
でもその甘い夢も、もう終わり。
King &Princeとして彼らは春にデビューする。
桜が咲き始める頃が良い。
華々しく、デビューしてほしい。
この気持ちを容赦なく叩き潰してくれるような、誰にも文句を言わせないような、銀河を震わせるほどの輝いた笑顔で、晴れ舞台を迎えてほしい。
これからきっと沢山の人を幸せに、夢の世界へ6人は連れていってくれるんだと思います。
限界を超えて、先の先まで羽ばたいていけるんだと、そう思っているのも事実なんだ。
でもね、ごめんね。
私はやっぱりMr.KINGがまだ大好きだから。
これ以上好きになれるグループは、この先ないと思っているから。
今はまだ、この思い出を振り返ると心が軋んでしまうけど。それは悲しいことだよね。
3人から貰ったキラキラした星屑みたいな、砂糖菓子みたいな思い出は、大切にしなくちゃ。楽しいものでなくちゃ、愛していかなきゃ。
時間はかかるかもしれないけれど、大事に大事にしまっておきます。
そして、廉くんがこのグループをうんとうんと好きになって、大切にしてくれたらなと思う。
廉くんはデビュー会見の挨拶で、
「みんなに認められるグループに。誰からも愛されるグループになりたい」
って言っていたよね。
優しい廉くんのことだから、このデビューに関して沢山の想いが生まれること、きっとわかっているんだと思う。
わかった上で、こんな風にわざわざ宣言してくれたんだと思う。
これからきっと愛されるグループになるように、自分を磨くのは勿論、グループを支える一人として、輝いてくれるんだって、踠いてくれるんだって、その意思を決意を私は感じました。
廉くんが夢見るなら、廉くんが言ってくれたように、物理的な意味でなく一番近いところで、そばにいて同じ夢が見たい。
廉くんが信じたものを、平野くんが、カイちゃんが信じたものを、私も、もう一度だけ信じてみたい。
この先、甘いことなんて1つもないと思う。
日々戦っている先輩たちと同じ世界に足を踏み入れる。
デビューしてから辛いことなんて、山程あるのだと思う。それにこれからは売り上げや動員数、絶対的評価はすべて数字で評価される。
今まで以上にシビアな結果を受け止めなければならない日もやってくる。
それだけじゃなくて、やっていくなかで、
なにもかもぶち壊したくなる、そんなときが出てくるかもしれない。
綺麗な夢が、逆に自分を苦しめてしまうかもしれない。
でも、そういう壁にぶち当たっても、決して好きを諦めないで。嫌いにならないで。
デビューしたことを、ジャニーズになったことを、選んだこと、間違えだったと思わないで。
外野の言葉なんて気にせずに、
King &Princeを悔しいくらいに、めちゃくちゃに愛してくれたらと、今はただそう思う。
いつか、私も彼ら6人に笑顔を向けられる日が来るだろうか?
いつか、本当に心の底からデビューおめでとうと言える日が来るんだろうか?
分からない。分からないけど、 どうかこの先、
優しい未来が待ってくれていますように。
廉くんがちゃんと笑ってくれていますように。だけど、ちゃんと泣きたいときは泣けますように。
廉くんが踏み出した道が、3人で歩むと決めたその道が、どうかどうか愛で溢れた世界になりますように。
歩む道が、途絶えることなく、ずっとずっと繋がりますように。
そしてMr.KINGの3人を失った私には、
最大級のエゴで、6人で幸せになってほしいと、願うほかない。
もうそれくらいしか、私には願えないから。